2020
02.14

1か月の短期滞在、経済的なのはどこ? ホテル・賃貸物件・マンスリーマンションを比較

出張や研修、居住中の自宅の建て替えやリフォーム工事中の仮住まい、受験や就職活動などで1か月間だけ短期滞在をすることになったら、その間の滞在先をどうやって手配するかは悩ましい問題です。
ホテルがよいのか、マンスリーマンションがよいのか。また、アパートやマンションなど一般の賃貸物件には、一時的な滞在はできるか。疑問がたくさん湧き出てくる方も多いかもしれません。

1か月と短い期間ですが、契約条件や部屋の仕様、必要となる費用などを比較して、より希望に合う滞在先を決めたいですね。
1か月間、快適に過ごすのに適した滞在先の選び方や選ぶ際の注意点について紹介します。

1. ホテル・賃貸マンション・マンスリーマンションの違いは?

1か月の短期滞在先としてはいろいろな候補がありますが、思いつくのは「ホテル」と「賃貸マンション」「マンスリーマンション」の3つでしょう。それぞれの違いについてまとめました。

1-1.ホテル

「旅行の宿泊場所」というイメージがあるホテルですが、仕事で利用する人を主な利用対象としたビジネスホテルは、短期滞在を目的の方にとっては利用しやすい場合が多いでしょう。ビジネスホテルは、駅の近くやビジネス街、繁華街の周辺にあることが多いため移動しやすく、部屋の清掃サービスによって常に清潔な状態で過ごせるのがメリットです。その反面、多くのホテルではキッチン等の調理設備がないので自炊ができません。そのため、外で食事をすることになり、1か月ともなると宿泊費用に加えて食費がかさみがちです。

1-2.マンスリーマンション

その名の通り月単位で契約できるマンスリーマンションは、1か月でも短期滞在に適しています。家具家電がそろえられているので入居してすぐに生活をスタートできますし、契約自体も月単位なので、必要な期間だけ滞在して無駄な費用も抑えられます。利便性の高い立地であることが多いのもメリットでしょう。その反面、契約時に一括で費用を支払う必要があるため、まとまった契約金を準備しておかなければならないケースが多いです。また、家具の位置を変更することは禁止されており、好みのインテリアでなかった場合でも、我慢する必要もあります。

1-3.賃貸マンション

滞在先の賃貸マンションを借りると、自宅での生活と同じように過ごせそうと思うかもしれません。しかし、一般的な賃貸マンションは1か月程度の短期契約は交わせないことがほとんどです。多くの物件は2年契約が基本ですから、1か月だけ利用したいと言っても断られると思っておいたほうがよいかもしれません。

2. 1か月の短期滞在に適した物件とは?

数日間の出張や旅行であれば、宿泊先はホテルが候補になるのが一般的です。しかし1か月となるとその期間中の活動拠点になる場ですから、毎日過ごしやすい条件が整う滞在先を探すのがおすすめです。
短期滞在に適した物件を選ぶには、次のようなポイントを押さえましょう。

2-1.スムーズに契約できる

滞在開始までの準備期間によりますが、できれば契約の手続きが簡単に完了する物件がよいでしょう。郵便やインターネットで契約が完了するものもあります。仕事などの合間に契約を進めるのであれば、より効率的に契約できる物件だと楽ですね。
この点については、最もスムーズなのはホテルで、基本的に予約をするだけで滞在が可能です。
マンスリーマンションは身元を確認する手続きが必要ですが、基本的に郵便やインターネットで契約が完了します。

2-2.家具家電の準備は?

短期滞在とはいえ1か月間過ごすので、最低限の家具や家電が必要です。家具家電がそろえられている滞在先と、自分で準備しなければいけない滞在先とがあります。家具家電がそろえられている物件でも数や種類には違いがありますので、1か月生活するのに支障がないかどうかをチェックしておきましょう。自分で準備する場合は、滞在終了後も使えるものを買いそろえましょう。その場で安く質の低い製品を買ってしまい、故障などのトラブルであとから後悔するよりは、長い目で見てコストを抑えられるでしょう。
ホテルの場合、最低限のベッドやテレビ、冷蔵庫などが備えられています。
多くのマンスリーマンションの場合は、さらにキッチンや電子レンジが備えられているため、自分で料理をつくることができます。外食の機会を減らせるので生活リズムが整いやすく、健康にも配慮しやすいでしょう。

2-3.立地の利便性が高い

1か月間の滞在の目的が出張や旅行なら、物件の立地は重要なポイントです。1か月といえども、日常とさほど変わらない生活を送る可能性が高いでしょう。駅やバス停が近いか、周辺に飲食店やコインランドリー、スーパー、コンビニといった利用頻度が高い施設があるかどうか、よく確認することを忘れずに。女性であれば夜間の人通りの量など、防犯面も考慮することをおすすめします。また、自宅のリフォーム時の仮住まいが目的の場合には、家族の職場や学校に行き来しやすい場所の物件を選ぶのがいいでしょう。
仕事がメインであれば、仕事場へ楽にアクセスできることが優先条件ですね。移動時間や路線などをチェックして、滞在中の移動がしやすい物件を選ぶといいでしょう。

3.1か月間滞在するときの費用とは?

1か月間の短期滞在の場合、これまで見てきた生活の利便性のほか、最も気になるのが費用です。
ホテルとマンスリーマンションに1か月滞在する場合の費用は、それぞれいくらになるのでしょうか。

3-1.1か月間滞在する場合の初期費用

ホテルは、デポジット等を除いて初期費用は特にかかりません。
マンスリーマンションは、一般のマンション・アパートなどのような賃貸物件に必要な敷金・礼金・不動産会社への仲介手数料といった初期費用は必要ありません。物件によっては、数万円の負担を求められることがありますが、1か月分の家賃を超えることはほとんどないでしょう。

3-2.1か月間の短期滞在費用

ホテルの場合、滞在した日数に1日当たりの宿泊費を掛けた費用が滞在費になります。1日1万円の場合、月間では30万円になります。それ以外には、多くのホテルには室内に洗濯機がないため、ランドリー費用が別途必要になるでしょう。
マンスリーマンションの場合、例えば東京都新宿区内でランダムに抽出したワンルーム・1Kの物件を平均すると、光熱費を含め13万円前後になります。しかも、ほとんどのマンスリーマンションではキッチンや電子レンジがついていて自炊もできるので、食費もホテルに比べて安く済むかもしれません。
費用を比べてみると、マンスリーマンションのほうが圧倒的に安い場合が多いでしょう。

4.まとめ

1か月という短い期間ですが、滞在中は目的が何であっても快適に暮らしたいものです。また、いくら快適性が高くても費用が大幅に予算オーバーするとしたら現実的ではないでしょう。

立地や設備、広さ、契約のしやすさ、費用など何を優先するのかを整理し、予算と照らし合わせながら、最適な滞在先を見つけてくださいね。