マンスリーマンションに家具・家電は持ち込める?~引っ越し時の注意点・持ち込めないもの・持参した方がいいもの~


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マンスリーマンションに備え付けてある家具・家電

マンスリーマンションやウィークリーマンションなどの短期賃貸物件は、一般賃貸住宅と異なり、すぐに生活を始められるよう、家具や家電が備え付けられている場合がほとんどです。とはいえども、なかには、お気に入りの家具や家電を持ち込みたいと考える人もいるでしょう。備え付けのものだけでは、足りないと感じる人もいるかもしれません。

この記事では、マンスリーマンションに家具家電は持ち込めるのか、持ち込む場合にはどんな点に注意すればよいかを詳しく説明します。さらに、近年進化しているマンスリーマンションの設備について解説します。

一般的に、家具・家電付きマンスリーマンションに備え付けられている物品は以下のとおりです。

○冷蔵庫
○洗濯機
○テレビ
○テレビ台
○カーテン
★デスク
★チェア
○電子レンジ
○ベッド
○掃除機
○電気ケトル
○物干し竿
○エアコン
○コンロ
※○:ほとんどのマンスリーマンションに設置されている家具・家電
 ★:設置の有無は運営会社による家具・家電

そのほか、収納設備の一環としてクローゼットが装備されていることもあります。生活をするうえで最低限必要なものが揃っていると考えてよいでしょう。
最近は用途に合わせて設備・備品をあつらえてくれるサービスも登場しています。自分の生活に合わせた部屋選びができるといいですね。

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マンスリーマンションへの家具家電の持ち込みは可能なのか

少ない荷物ですぐに生活を始められるのが、家具家電付きマンスリーマンションの大きなメリット。ですが、備え付けのもの以外を使いたい場合には、どのようにすれば良いのでしょうか。

家具家電は持ち込めるのか・持ち込む場合どうしたらよいのか

まず前提として、大型の家具家電の持ち込みを禁止している運営会社は少なくありません。そもそも、禁止の有無に関わらず、洗濯機やベッドなどの持ち込みは物理的に困難ともいえます。

というのも、元々備え付けられている家具家電を処分することはできないため、自分の持ち込んだものを利用する場合でも、元々置いてあったものを室内に保存しておく必要があるからです。そうなればもちろん、居住スペースは減ってしまいます。

とはいえ、どうしても自分が持ち込んだものを使いたい場合や、例えば、エアロバイク、オーディオ、マッサージチェア、キッチン用ワゴン、空気清浄機、プリンタなど、備え付けられているもの以外の家具家電を持ち込みたい場合もあるでしょう。

運営会社によっては、持ち込みを許可している場合もあるので、まずは事前に相談してみるのがおすすめです。契約前の段階で、持ち込みたい家具家電があるとわかっているのであれば、その段階で確認してみましょう。無断で持ち込むのはトラブルのもとになるため、たとえ小規模なものであっても、事前に確認しておくのが安心です。

なお、レイアウトの変更は認められている場合が多いです。なかには、可変式家具など、自分のライフスタイルに合わせて、組み合わせの変更が可能な家具を導入している部屋もあります。

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持ち込む際の注意点

持ち込みがOKだった場合でも、注意する点があります。

①事前に荷物を送ることはできない

これは一般の賃貸でも難しいことですが、配送業者に荷物の運搬を頼む場合、契約日よりも前に送り、置いておいてもらうことは不可能です。契約開始日以降に、自分自身で荷物を受け取る必要があります。

②備え付けの家具家電は退去まで部屋で保管する

先に少し述べたとおり、元々備え付けられている家具家電を処分することはできません。それだけでなく、住んでいる間だけ、別の場所に移動しておいてもらうことも不可能です。備え付けの家具家電は、使う・使わないに限らず、部屋のなかに置いておく必要があります。

③場合によっては、追加の請求が発生することもある

家具家電を持ち込んだ際に部屋に傷がついたり、設置跡が残ったり、電気代が大幅に増加したりした場合、追加で料金を請求されることがあります。せっかく初期費用が安くすんだとしても、追加料金が発生してしまったら不本意です。できるかぎり、キズや跡が残らないよう、注意を払いながら生活するよう心がけましょう。

また、持ち込んだ家具家電は、退去時に必ず撤去する必要があります。もし、撤去しなかった場合には、原状回復費用として、処分のための料金を別途請求されることになってしまいます。

もし、持ち込んだ家具家電が、退去とともに不要になるのであれば、粗大ゴミとして自治体に回収してもらったり、リサイクル業者に回収してもらったりする手配を自分で行いましょう。その場合、退去日までに必ず回収してもらえるよう、早めに手配を進めておくのが安心です。

オプションで借りられる場合も

搬入や搬出はもちろん、処分するにも費用がかかる家具家電の持ち込み。何かと労力もかかりますが、マンスリーマンションのオプションサービスとして、用意してもらえる場合もあります。オプションの有無やラインナップは、運営会社によって異なるため、部屋を選ぶ際に確認してみることをおすすめします。

逆に持参したほうがいいものは?

逆に、家具家電付き賃貸に持参したほうが良いものはあるのでしょうか。もともとの設備にない場合でも大抵のものはオプションで用意してもらうことができますが、メーカーやスペックにこだわりがある場合には持参を考えたほうが良いでしょう。例えば、ドライヤー、炊飯器、プロジェクター、加湿器など、希望の条件と合致しない場合には持ち込むことをおすすめします。

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マンスリーマンションの設備の進化

マンスリーマンションに備え付けられている家具家電に対して、旧モデルが何年も使い続けられていたり、必要最低限の機能しか持っていなかったりするというイメージを持っている人もいるかもしれません。ですが近年では、グレードの高い家具や家電が備えつけられた、ハイスペックなマンスリーマンションも増えています。

ドラム式洗濯機など、人気家電を導入している部屋もある

例えば、職住近接を重視するハイキャリア層向けの中長期滞在専用の社宅『マイナビBiz Tier1』には、安眠を促すこだわりのベッドやドラム式の洗濯機などが備え付けられた物件もあります。まるで高価格帯のホテルのような居住空間は、ゆとりある豊かな暮らしを可能にしてくれます。

そのほか、快適にテレワークを行えるよう、大型のデスクやディスプレイ、長時間座っていても疲れにくい椅子、デスクライト、USBポートなどが置かれている物件もあります。

設備だけじゃない!こんなサービスも登場!

設備のほか、いざというときに役立つ、きめ細やかなサービスも充実し始めています。

①入居者サポートのためのコールセンター

住居にトラブルはつきものですが、特に水回りの問題はすぐに解決したいもの。排水溝に異物を詰まらせてしまったり、浴室やトイレの排水が詰まってしまったりした場合は困りますよね。社数は少ないですが、24時間相談が可能な入居者専用のコールセンターを整備している運営会社もあります。

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②駆けつけサービス

相談だけでなく、現場に駆けつけてくれるサービスを備えている場合もあります。例えば、急に鍵が開かなくなる等のトラブルに見舞われた際にも、立ち往生せずにすむので非常に心強いでしょう。水回り、家具家電、そのほかの設備などが急に壊れた場合、誤って破損してしまった場合にも、復旧の手助けをしてもらえるので安心。そのほか、害虫駆除などを行ってくれる場合もあります。

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③非常食

予期せぬ天災が起きたときのため、備えておきたいのが非常食。非常時に無料で利用できる3日分の非常食を備えたマンスリーマンション物件を提供する運営会社も登場しています。

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④除菌・抗菌サービス

近年では、ウイルスの増殖を防ぐため、除菌抗菌を基本サービスとして取り入れている物件もあります。

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設備やサービスの充実は豊かな暮らしに直結する

たとえ短期間の仮住まいであっても、快適な生活を送れたらうれしいもの。住空間の充足は、心のゆとりを産み、仕事のパフォーマンスをも高めてくれるでしょう。

より自分らしい暮らしを目指し、可能な範囲で家具家電を持ち込んでみるのは、ひとつの選択肢です。ですが、制限や注意すべき点も多いため、希望に近い家具家電があらかじめ備えられているか否かを、物件探しの段階で確認してみるのも良いでしょう。

短期・長期滞在に関わらず、よりよい暮らしをかなえられるように、住む人のことを考え抜かれたマンスリーマンションが最近注目されています。設備やサービスが充実したマンスリーマンションを選んで、より豊かな暮らしを実現しましょう。
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(マイナビBiz編集部)
※本記事内の情報は2021年6月時点のものです。


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