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大家さんがサンタクロースに扮する日

2020年2月28日

こびと大家ひろ

親から物件を引き継ぎ運営管理する二代目大家。茨城県水戸市在住。築古物件も、DIYで原状回復・リフォーム。入居者目線を大切にした物件管理と、地域社会との共存が賃貸経営のポイントだという。


2019年12月24日。クリスマスイブにサンタクロースとなって、チャリティイベントに参加しました。それは全国各地のボランティアが年に一度集い、子どもたちに夢とプレゼントを届ける。そしてそのご家庭から預かった寄付金で、世界中の困難な状況にある子どもたちの支援をするというもの。それは大家業を生業とする私にとって、ささやかながら地域との連携活動でもあると思っています。

地域社会との関わりを大切にしたかった

私が所有する不動産を借りていただくことでお家賃をいただく。そんな仕事で収入を得ているわけですが、それが良い状況で推移するには、街そのものがなるべく健やかな環境であることが大切なこととなります。

そこで、地域社会を少しでも活性化させるお手伝いをできないかと思っていました。街というものが住みやすい場所であってほしい。そこに住む方々が幸せを感じる場所であってほしい。賃貸業を営む者としてそんな思いを強く持っていました。そんな中、偶然知ったのが『チャリティーサンタ』というボランティア活動でした。ボランティアにも様々なものがありますが、地域社会の希望でもある子どもたちに喜んでもらえるこのチャリティイベントに参加しようと思い立ちました。

また、この活動は自分が賃貸業を展開するエリアにこだわったものではなく、主催するNPO法人が指定した場所へ出かけるというもの。自分が関わりのある街ではないことが、むしろボランティアとしての意味合いが色濃いかなとも思います。クリスマスイブの日に、サンタに扮して良い子が待っているお宅へうかがう。私自身もワクワクした気持ちになれますし、なによりも子どもたちの嬉しい笑顔と出会えることがやりがいとなっています。

さあ、サンタになって街へ繰り出す

12月24日当日、渋谷区にある国立オリンピック記念青少年総合センターに、都内各地へ出かけるサンタたちが集合。ミーティングの後、準備を整えて二人ひと組で目的地へ向けて出発しました。私は、サポートを担当してくださるベテランサンタさんと高田馬場と大塚へ。原宿駅へ向かう途中、代々木公園内で遭遇した子どもたちに「Merry Christmas!」と声をかけてキャンディをプレゼント。最近の子どもたちは「ありがとうございます」がちゃんと言えてえらいですね。

高田馬場へ到着すると、さっそくクリスマスの思い出を届けるべく道行く子どもを探しました。でも、子どもがいません。クリスマスイブとはいえ平日。でも、それ以上に少子化を肌で感じた瞬間でした。一軒目のお宅は中学生・小学生・年少さんの三姉妹。吹奏楽部でトランペットを担当している一番上の子は「サンタを疑っている」そう。おそろいの緑色のドレスで出迎えてくれた三姉妹に、間違えないようにカンペを見ながらメッセージを伝え無事プレゼントを渡しました。

そして次なる目的地である大塚へ。こちらは小学生の姉弟。ピアノやダンスを習っている上の子は、やはりサンタを疑っているとのことでした。でも、子どもたちは優しかった。お菓子と子どもたちからのお手紙のプレゼントをいただき、家族みんなと記念撮影をすることができました。このボランティアは、もちろん大家業をやっているが故の志が源泉。でも、事業とは関係なく、やりがいに満ちた活動だといえます。

時代と社会の変化に即した大家業を目指して

大家をやっていると、世の中の変わり様がよくわかります。サンタのボランティアを通じて少子化現象を感じたことを裏付けるように、子どもがいるファミリー向けの賃貸物件が本当に少なくなりました。単身用ばかりが増えているのですが、これは賃貸経営を考えると仕方がないことかもしれません。敷地の広さに対して部屋数を稼がなければならないという事情もあります。こういったことも少子化を促進させている諸原因の一つではないでしょうか。

そんな現状に無関係でいるのではなく、少しでも問題意識を持っていられるのも、このサンタクロースのようなボランティア活動に関わっているからだと思っています。そして大家業の方では、従来の特定エリアに集中させて展開してきたやり方を変え、エリアを分散させて広げようかと考えています。この先、日本は人口が減っていくことに間違いはないので、マーケットのセグメントも一考しなければなりません。そしてこれからは高齢の単身者が増えてきます。完璧に市場の流れを読み切るのは難しいのですが、そんな時代の変化や社会、そしてニーズの変化に対応しながら、お客様に喜んでもらえる事業を続けていきたいと思っています。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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