【重要】新型コロナウイルス感染症への対応について

閉じる

main_bg

初めての購入や親からの相続などで物件を所有することになった初心者オーナーにとって、悩ましいのが今後どのように物件の運用をしていくか、ではないでしょうか。オーナー自身で始められる空室対策や管理会社を変更するときのポイントなどの基礎知識を、プロの視点で教えます。

第5回:生前対策が運命を分ける!相続を成功させるポイント~後編~

6ヶ月前

急な相続、誰に相談すれば良い?

第4回では、相続以外の財産を渡す方法や高齢オーナーが気をつけたい認知症対策について伺いました。最終回となる今回は、遺族の急な相続の相談先や駅前管理システムのサポートについて、オーナー向け不動産相続のセミナーを開催している、駅前不動産管理システム株式会社 本社営業部課長の田嶋正和さんに話を伺った。

裁判を避けるなら弁護士への相談はストップ!

――急にオーナーが亡くなると、遺族は誰に相談すればいいのかわからないと思います。

田嶋:おっしゃる通りです。税理士や弁護士、司法書士など、税や法に詳しい専門家に相談しようと思う方が多いと思いますが、必ずしもそれが正しいとは限りません。

特に相続問題で遺族の誰かが弁護士に相談し、介入してしまうと、裁判になるのが私の経験上高くなり、そうなると相手も弁護士を立てる必要があります。もとから裁判にしようと決めている場合、弁護士に頼むのがベストですが、そうでなければ一度、他の方法を考えてみましょう。

――そうなのですね。

田嶋:また、法律によって被相続人の配偶者や子ども、その他の親族の相続分は決められています。なので、いくら裁判で争ったとしても、法に従った相続になり、争うだけ無駄ということになります。せっかくオーナー様が財産を残してくれたのに、親族同士で争うためにお金を使ってしまってはオーナー様も報われません。

相続税に詳しい税理士は約1割⁉

――では税理士に相談するのはどうでしょうか。

田嶋:彼らは税のエキスパートなので「相続に詳しいと思ってしまいます。しかし、彼らにも得意分野があります。法人税と所得税は必須科目で誰もがある程度扱える分野ですが、相続税は選択科目。実際、相続税に詳しい人は1割にも満たないと言われています。

――それは知りませんでした。

田嶋:さらに、不動産の相続に詳しくない税理士は不動産の知識があるわけではないので、「不動産の相続評価を下げる方法を知らない」場合があります。土地の評価額は1平米あたりの評価額が定められている「相続税路線価」に「平米数」をかけて算出します。ですが、これには例外があり、三角形などの不整形地や傾斜地には一般的な算出方法は適用されません。これを知っておけば、10〜40%は相続税評価額を下げられます。

また、例外となる不正形地や傾斜地で評価額についても、同じく下げられことを知らず、一般的な算出方法で数字を出してしまうことがあります。しかし、不動産の知識を持つ私たちなら、「評価額を下げられるかもしれませんね」と提案ができるのです。

財産目録表で全ての財産が一目でわかる!

――オーナーが亡くなってから相談に来られる遺族の方は多いと思います。駅前管理システムでは、どのようなサポートをしているのでしょうか。

田嶋:先ほども申し上げた通り、私たちには、これまで培ってきた不動産の知識があるため、税理士やオーナーと一緒に相続税の評価額や不動産の評価を算出のサポートをすることができます。また、不動産の売却査定はグループ会社の株式会社駅前不動産が担当するなど、グループ全体でサポートしています。

――不動産に関する問題や悩みすべてを解決してくれるのは心強いですね。

田嶋:ええ。調査したものは物件ごとにファイリングしており、現金や生命保険、所有物件など、すべての財産目録と相続税も記載しています。例えば、相続人の一人に財産のうち2000万円を分けたいなら、財産目録を確認して、合計して2000万円になるように財産を選べばいいということです。

また、表では二次相続を経てトータルで残る財産まで算出可能で、私たちは、二次相続まで考えた提案やサポートができます。

――そこまでしてくれるなら、相続の知識が全くなくても安心ですね。

田嶋:以前、オーナー様が亡くなって相談に来られた方がいました。何をどうすればいいのか全くわからないので教えてほしい、と。そこで、まずは相続財産の評価額を全て出しました。顧問の税理士と相続税評価額を計算し、売却した場合の金額も算出する。その違いを見て、売却するのか、相続税を払って相続するのかを決めていただきました。

――相続税対策や、相続か売却かの選択など、相続人は何がベストなのかを考える必要がありますね。

田嶋:そうですね。私たちにご相談いただけたら、全ての相続財産の一覧表を作成します。表を見て、財産の分け方や使い道を親族で話し合ってもらえたらと思います。

しかし一番は、オーナー様が亡くなってしまう前にしっかりと本人と相続人がコミュニケーションをとっておくことです。相続がいいのか、贈与がいいのか、お金はどのように使うのか。これは不動産相続に限らず、全ての財産相続で言えること。一種のライフプランニングですね。所有する不動産や他の財産をどうしようかと迷っているオーナー様は、私たちのセミナーに参加して答えを見つけていただければと思います。

――オーナー向けの相続セミナーではどのようなことを教えているのでしょう。

田嶋:まずは、オーナー様が亡くなってから最初の問題である葬儀について、万が一認知症になってしまった場合についてなど相続の基本知識などをお伝えしています。オーナー様は不動産を所有している理由や家族構成などでそれぞれ悩みが異なります。みなさんが質問しやすいように定員は8名と少人数に設定しています。

――自分の問題に置き換えて考えられるのはうれしいと思います。

田嶋:私たちのセミナーの目的は、正しい知識を頭に入れてもらうことではありません。いざというときに「そういえば、セミナーでこんな話があったかもしれない」と、うろ覚えでもいいので思い出していただくこと。自力で解決しようとするのではなく、適した機関や専門家に相談するきっかけになればと思います。

あなたにおすすめの記事

新着記事

賃貸経営お役立ち情報【PR】

賃貸経営お役立ち情報【PR】

お電話でも受付中

入力方法が分からない場合など、お気軽にお問い合わせください。

0120-112-180

無料!お電話で問い合わせる

受付時間:9:30~18:00
月~金曜日(祝日・年末年始を除く)