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空き家を活用するための10個のアイデアと成功のコツを解説

1ヶ月前

総務省の統計(https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_gaiyou.pdf)によると、2018年における全国の空き家は6,242万戸となっており、その数は増加傾向にあります。

総住宅数に占める空き家の割合は13.6%であり、活用方法に困っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では「空き家の活用」について解説します。活用の可能性を広げるため、10個のアイデアについて紹介します。

1.戸建て賃貸を行う

空き家のオーソドックスな活用方法としては、そのまま戸建て賃貸を行うというものがあります。

戸建て賃貸は、新築物件の供給量が多くないため、中古の戸建てをそのまま賃貸しても賃貸経営が成り立つケースも多いです。

戸建て賃貸を始めるのであれば、まずは管理会社を探すことから始めます。借主が安定的に見つかるかどうかは、管理会社の力が大きく左右します。

戸建て賃貸を始めるなら、周辺地域で賃貸管理の実績が豊富な管理会社を選ぶようにしましょう。

2.マイホーム借上げ制度を利用する

マイホーム借上げ制度とは、一定の要件を満たすマイホームを一般社団法人移住・住みかえ支援機構(通称:JTI「Japan Trans-housing Institute」)が借上げてくれる公的な制度です。

主な要件としては、所有者が50歳以上で、かつ、1981年6月以降の耐震基準を満たしていること等があります。

マイホーム借上げ制度は空き家を一旦JTIが借上げ、空室時も一定の賃料が保証されるという点がメリットです。ただし、市場の家賃よりも15%低い家賃が借上げ家賃となるため、通常の戸建て賃貸よりは収益性が低くなります。

そのため、まずは通常の戸建て賃貸を優先的に検討し、それが駄目ならマイホーム借上げ制度も検討してみるのがおすすめです。

3.民泊にする

空き家は民泊にするという活用方法もあります。民泊は、全国で年間180日以内なら届出のみで営業が可能です。

家主不在型民泊というものもありますので、遠方の空き家であっても民泊を運営することはできます。家主不在型民泊では、住宅宿泊管理業者に管理を委託することが義務となっています。

民泊は、年間180日しか営業日がないことから、営業日を例えば観光のトップシーズンに合わせる等の工夫が必要です。実行する前に、営業日の設定等の経営計画をしっかり立てることがポイントとなります。

4.サブスク住宅に登録する

サブスク住宅とは、全国に点在する住宅に定額で住み放題ができる住宅サービスのことです。ベッドやテレビ、洗濯機のような家具を全て備え付けとし、長期滞在できるホテルのように家を貸し出します。

サブスク住宅は、サブスク住宅を運営している会社に施設登録をすることで開始することができます。

サブスク住宅は、国内ではまだ数は少ないですが、今のところ旅行者が利用するケースが多いようです。よって、観光地の近くの空き家であれば、成功する確率は高くなります。

5.シェアハウスにする

シェアハウスは地方ではニーズが低く難しいですが、都内であればニーズが高く経営を成り立たせることはできます。

成功するコツとしては、コンセプトを明確に打ち出すことです。女性専用、外国人専用等、共通項を持った人たちが集まりやすくすると、入居者も続くようになります。

6.時間貸しスペースにする

一戸建ては時間貸しスペースにする活用方法もあります。形態としては、いわゆる貸会議室と同じですが、一戸建ての時間貸しスペースにはママ会や誕生日パーティー、撮影、料理教室等のニーズがあります。

一戸建ての時間貸しスペースは、最初は専門のポータルサイト等で集客を行い、徐々にリピーターを獲得していくことがコツになります。

7.コワーキングスペースとする

コワーキングスペースとは、会員制で働く場をシェアすることができるオフィスのことです。

オフィスといってもWi-Fi等の通信環境や共有のプリンター、ドリンクサーバー等があれば良く、普通の一戸建てでもコワーキングスペースとして貸し出している事例はあります。

コワーキングスペースは、リモートワークが普及したことをきっかけに、その利用者が急激に伸びています。

自分の家に仕事部屋がない人が、近くにあるコワーキングスペースを借りて仕事をしているケースが多いです。

コワーキングスペースは、有人管理が望まれるため、自分や親族等が管理人になることができれば、チャレンジしてみても良いでしょう。

8.サテライトオフィスとする

サテライトオフィスとは、本社の周りに衛星(サテライト)のように配置されたオフィスのことです。近年はIT企業が地方の古民家をサテライトオフィスとして借りる事例が増えています。

サテライトオフィスとして貸すには、高速インターネットの通信環境が整備されていることが基本的な条件です。

サテライトオフィスとして成功するには、立地や建物の雰囲気が成功の鍵を握ります。立地は周辺に豊かな自然環境があり、建物は築100年近く建っている大きな古民家のような物件が好まれます。

9.介護施設として貸し出す

介護施設として貸し出すことも活用方法の一つです。一戸建てにはデイサービスやグループホーム等の介護系の賃借ニーズがあります。

デイサービスとは通所介護施設のことで、グループホームとは認知症や高齢者が共同生活を行うための施設です。デイサービスやグループホームは、立地が住宅街であっても借りるニーズがあります。

介護事業者の賃貸を専門に扱っている不動産会社に相談し、十分な経営実績のある借主を選定することが成功するコツです。

10.行政の支援制度を利用する

行政の支援制度を利用することも活用方法の一つです。移住促進を行っている自治体では、自治体が移住者を住まわせるための空き家を募集しているケースがあります。

また、多くの自治体が空き家バンクを設置し始めていますので、空き家バンクに物件を登録してみるのも一つです。空き家バンクとは、行政による空き家の物件情報サイトになります。

自治体がどのような空き家政策を行っているのか、一度、ご確認ください。

まとめ

以上、空き家の活用について解説してきました。空き家の活用方法としては、主に以下の10個があります。

・戸建て賃貸を行う
・マイホーム借上げ制度を利用する
・民泊にする
・サブスク住宅に登録する
・シェアハウスにする
・時間貸しスペースにする
・コワーキングスペースとする
・サテライトオフィスとする
・介護施設として貸し出す
・行政の支援制度を利用する

活用方法は、空き家の立地や築年数、周辺の賃貸市場によっても異なってきます。状況に合わせてベストな活用方法を選択しましょう。


竹内英二

不動産鑑定士・賃貸不動産経営管理士。不動産開発業務や不動産コンサルティング業務を経験し不動産投資の分野に精通している。代表取締役を務める(株)グロープロフィットは、不動産鑑定士事務所及び宅地建物取引業者であるため、最新の不動産動向も把握。

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