2020
02.14

建て替え・リフォーム工事の「仮住まい」をどうするか? 仮住まい先の賢い選び方

居住している自宅が古くなってきて建て替えやリフォームを検討する場合、工事の規模によっては仮住まいが必要なケースがあります。仮住まいとは工事を行っている間、別の場所に移って生活するための一時的な居住先のことです。

「住みながらリフォームすればいい」と思うかもしれませんが、仮住まいを準備したほうがいいケースも少なくありません。仮住まいをすべきかどうかの判断基準や、仮住まいの滞在費を格安に抑えるポイントについて紹介します。

1.仮住まいをするかどうかの判断基準は?

仮住まいをするかどうかは、建て替えやリフォームの工事の規模を基準として考えます。

既存の家を解体して一から建築する建て替えや、基礎部分や構造柱だけを残して改修を行うリノベーションをするなら、「住宅」としての形を成していない時期があるので、ほとんどの場合で仮住まいが必要になるでしょう。建て替え工事やリノベーションの内容によりますが、完成まで数ヶ月~半年、長いと1年以上仮住まいで生活を送ります。

リフォームの場合は、水回り設備の交換や壁紙などの内装工事であれば仮住まいが不要なことが多いです。一方で、水まわり設備の位置変更など生活に支障をきたす場合や、間仕切り壁の撤去といった間取り変更を伴うリフォーム工事の場合、工事期間中は仮住まいをしたほうがいいでしょう。

2.リフォームで仮住まいをするメリットは?

リフォームだと、建て替えやリノベーションよりは工事期間が短いこともあって仮住まいをしなくてもいいのではないかと考えがちです。しかし、仮住まいをするかしないか判断が微妙な工事内容の場合は、仮住まいをしたほうがいいでしょう。その理由を2つ挙げておきます。

2-1.リフォーム工事がスムーズに進められる

どの場所を工事するにせよ、リフォームを行うにあたって出てくるのが家具や日用品の移動です。例えば天井や床の壁紙を張り替える工事だと、対象の部屋に置いてある家具や家電、日用品はすべて別室にいったん移動しなければいけません。普段使っている部屋に移動することになると、工事中の部屋は使えませんから、物を移動した部屋で過ごせるよう考えてから仮置きすることになります。

こうした作業は施主側だけでなく業者側にとっても気を使うもの。仮住まいをしている状態だと過ごせるかどうかは考慮せずに仮置きできるため、移動作業が早くなり、結果的に全体のリフォーム工事もスピーディーに進められるのです。

2-2.リフォーム工事中のストレスを感じない

住みながらリフォーム工事を行うということは、日常生活を送るすぐそばで工事が進むため、工事の影響を受けてしまいがちです。工事中に発生する音やほこり、振動はほとんどの人は慣れていませんから、大きなストレスを感じやすいと言えます。特に小さい子どもやお年寄り、体調が悪い家族などは体調を崩すきっかけになりかねません。

また、リフォーム工事中はさまざまな職人が出入りします。工事内容によっては1日に何人もの職人が家の中で作業をするため、知らない人が常に家の中にいるというストレスを感じる人も多いです。数日で終わる工事なら我慢できるでしょうが、1週間以上かかるリフォーム工事なら、思い切って仮住まいをしたほうがいいでしょう。

3.建て替えやリフォームで仮住まいをするときの候補は?

建て替え工事やリフォーム工事の計画が決まり、仮住まいをすることになったら、次は仮住まい先を選びます。業者が提案してくれることも多いですが、自分で決めるなら次の3つが候補になることがほとんどです。

3-1.ホテル

リフォーム工事が短い期間で、1週間前後の仮住まいなら、簡単に泊まれるホテルがいいでしょう。仕事や勉強で使うアイテム、服、洗面用具など最低限の荷物で移動するだけで日常生活と変わらない過ごし方ができます。費用は部屋の利用料金のみで光熱費は不要ですし、室内を掃除する手間もありません。

しかし、利便性は高いものの、長期の仮住まいになると割高になります。また、職場や学校に通うのに時間がかかる場所のホテルだと、負担が大きいでしょう。キッチン設備がないので仮住まい中は基本的に外食になり、食費もかさみやすくなります。
また、滞在期間が数週間から数か月に及ぶ場合、滞在費が非常に高くなってしまうでしょう。

3-2.短期賃貸マンション・マンスリーマンション

建て替え工事やリフォーム工事が1週間から数か月に及ぶ場合の仮住まいなら、日常生活と変わらない生活ができる短期賃貸マンションやマンスリーマンションがおすすめです。週や月単位で賃貸契約ができるため費用を抑えやすく、契約手続きも簡単です。

ホテルと違ってキッチン設備が備わっているので、家にいるときのように調理ができます。食費を抑えることにもなり、健康面の心配もありません。
また、必要最低限の家具・家電が備わっているので、自宅から運んできたり、新たに買いそろえたりする必要もありません。

数か月間の滞在であれば、ホテルや一般の賃貸物件と比較して格安で住むことができ、費用面でも最も優れているといえるでしょう。

3-3.一般の賃貸物件

建て替え工事やリノベーション工事が非常に長い場合、ホテルや短期賃貸マンション・マンスリーマンションよりもこまかい希望に沿った仮住まい先として利用できるのが一般の賃貸物件です。提供されている物件数が多いので、居心地がよく、職場や学校に通いやすい場所で見つけやすいでしょう。

ただし、敷金や礼金や仲介手数料といった初期費用がかかります。一般の賃貸物件は、最低2年居住する前提の契約条件になっていることが多く、短期で退去する場合は違約金を請求される可能性もあります。
また、家具・家電が全くない状態ですので、自宅から運んでくるか、新たに買いそろえる必要もあります。
短期の滞在先としては、費用面のメリットはありません。

4.建て替え・リフォーム工事の際の仮住まい先の賢い選び方

建て替えやリフォームの工事費用に加えて仮住まいの費用が発生しますから、仮住まいの費用はできるだけ抑えたいものです。費用をかけないようにするには、仮住まいの期間に合わせて格安な滞在先を選ぶことが大切です。「初期費用がかからない」「家具家電がついている」といった物件は、費用総額が格安になります。

また、仮住まい中であっても自宅と似たような環境で生活したいもの。例えばインターネット回線への接続のためWi-Fiが使えるか、セキュリティーはしっかりしているかといった点をチェックしましょう。

5.まとめ

自宅の建て替えやリフォームの完成は楽しみですが、工事中は気が抜けないもの。できるだけストレスを抱えない仮住まいを見つけて、日常により近い生活を送るのが、工事中の賢い過ごし方です。この記事を参考に、ライフスタイルに適した仮住まい先を見つけてくださいね。

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